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目次
プログラマーの仕事をやるとき、どんなふうに仕事を選べば良いでしょうか?
嫌いなことよりも好きなことを選ぶ、苦手なことよりも得意なことを選ぶ、とか?
スキルアップにつながる仕事を選ぶ
学生時代、先輩から
「スキルアップにつながる仕事を選べ」
とアドバイスされました。
以来、
- 給料をもらいながら勉強する
- 他人のためじゃなくて、自分のためにやる
- やればやるほど、無形の資産(スキル)が増えていく
という感覚で仕事するように心がけています。
仕事が自分の利益や満足につながっているときは、結果的に全力投球できるので、手抜きはゼロになります。
傍から見ると、熱心に仕事をしているように見えるので、評価も上昇w
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犬の道
どんな仕事が自分のスキルアップにつながるでしょうか?
ヒントとして、「イシューからはじめよ」という本の中で、「犬の道」という考え方が紹介されていました。
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「イシュー」とは、「2つ以上の集団の間で決着のついていない問題」であり「根本に関わる、もしくは白黒がはっきりしていない問題」の両方の条件を満たすもの。
あなたが「問題だ」と思っていることは、そのほとんどが、「いま、この局面でケリをつけるべき問題=イシュー」ではない。
本当に価値のある仕事をしたいなら、本当に世の中に変化を興したいなら、この「イシュー」を見極めることが最初のステップになる。
イシューとは?
「イシュー」には「論点」という意味がありました。
イシュー【issue】
- 発行。発行物。発行部数。
- 論点。争点。
ネイティブは「Problem」と「Issue」を微妙に違った感覚で捉える? | Hapa 英会話
1) Problem →「解決されるべき問題」
一般的に「Problem」は「解決」されるべき問題を指します。
「Problem」は一般的に「社会や組織全体」に関わる問題
2) Issue →「議論されるべき問題」
一般的に「Issue」は「議論」されるべき問題を指します。
「Issue」は一般的に「会社や組織の一部」に関わる問題
個人的な感覚ですが「Problem」は「深刻な問題」の響きがあるため、多くのアメリカ人にとって「強い」言葉だと感じることでしょう。ちょっとした問題、話し合って解決できる問題は「Issue」を使ったほうが納得できるように思います。
イシュー度
「イシュー度」とは、取り組む課題の重要性のことです。
イシュー度とは「自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ」、そして「解の質」とは「そのイシューに対してどこまで明確に答えを出せているかの度合い」になる。
課題に取り組む前に、課題の重要性を検討する
→ 課題をいかに解くか(how)よりも、何を解くか(what)を重視!
tetsuyaogawa™ » 安宅和人「イシューからはじめよ」
「ゴールに設定すべき優先順位はどのように決めるべきなのか」
「人生をかけて取り組むべきゴールとはなにか」
一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。研究テーマなんてごまんとある。ちょっと面白いな程度でテーマを選んでいたら、本当に大切なことをやるひまがないうちに一生が終わってしまうんですよ。
‐利根川 進
◯「問題を解く」より「問題を見極める」
◯「解の質を上げる」より「イシューの質を上げる」
バリューの本質
「バリューの本質」は2つの軸から成り立っている。
ひとつめが、「イシュー度」であり、2つめが「解の質」だ。
前者をヨコ軸、後者をタテ軸にとったマトリクス
答えを出せる
答えを出すべき問題を見極めるためのポイントは2つ示されている。
「今解くべき問題か」と「今解ける問題か」。
- 重要性の高い課題(図の右側)を選び、
- 先に、難易度が低い課題(図の右下)に取り組んで、
- 次に、難易度が高い課題(図の右上)に取り組む。
- その他の課題は、後回しでOK
踏み込んではならない「犬の道」
ここで絶対にやってはならないのが、「一心不乱に大量の仕事をして右上に行こうとする」ことだ。「労働量によって上に行き、左回りで右上に到達しよう」というこのアプローチを僕は「犬の道」と呼んでいる。
マトリクスのヨコ軸である「イシュー度」の低い問題にどれだけたくさん取り組んで必死に解を出したところで、最終的なバリューは上がらず、疲弊していくだけだ。この「努力と根性があれば報われる」という戦い方では、いつまでたっても右上のバリューのある領域には届かない。
犬も歩けば棒に当たる
1 何かをしようとすれば、何かと災難に遭うことも多いというたとえ。
2 出歩けば思わぬ幸運に出会うことのたとえ。
→「犬の道」は、災難に遭うほうの意味でしょうか?
スキルアップと得られる利益は別物
取り組む課題の重要性が低くても、一生懸命やればスキルアップにはつながります。
しかし、結果的に得られる利益が少ないままということになってしまいます。
課題の重要性が高くても低くても、解決策の質を高めるように努力していれば、スキルアップにはなります。
しかし、取り組む課題の価値・重要性が低ければ、価値のある仕事をしているとは言えず、結果的に得られる利益は少なくなります。
(例)
- 課題Aを解決すると、月間の利益が1万円アップする。(重要性が低い課題)
- 課題Bを解決すると、月間の利益が100万円アップする。(重要性が高い課題)
この場合、課題に取り組む前に、各課題の重要性を検討して、重要性が高い課題を選ぶことが大切です。
課題の重要性を検討するためには、本書では
- 「仮説」を立てて、
- 「シミュレーション」したら良い
とアドバイスされていました。(詳細は本書をご参照ください。)
事業創出
スキルアップにつながる仕事や、価値の高い仕事を探しても、なかなか自分に合った仕事が見つからない場合もあります。
いくら探しても、待っていても、見つからない場合はどうしたら良いでしょうか?
↓↓↓
「仕事がなければ自分で作る」
(最初は副業から始めて、規模が大きくなってきたら起業すればOK?)
まとめ
- スキルアップにつながる仕事を選ぶ。
- 重要性の高い仕事を選ぶと、スキルアップだけでなく、大きな利益が得られる。
- 仕事がなければ自分で作る。(最後の手段)
投稿日:May 1st 2017